文章を書くと言うこと、長文は読まれないって本当?
新卒で働いた会社を辞めた頃から、文章を書くことに興味を持った。 いつかは文章でお金が稼げたらいいな、みたいな欲も出てきた。 まだ三十代のころ海外でボランティアをしていたときは月に一度の報告書とか、頻繁に届く手紙の返事を書いたり。また毎日のボランティア活動での日記も付けたりしていて、文章を書くことが普通の毎日だったのだ。 小説家にもあこがれて二日で原稿用紙100枚を書いたこともある。内容はともかくとしてそれだけの分量を書くとはどういうことか身にしみて解った。 現在は60歳を超えているが小説家にはなっていない。この年になれば色々なことがわかってくるもので、数百枚の原稿を書いたところで、それを人に読んで貰う事は難しい。noteに書けば数人の人は読んでくれるだろうけど。自分でもそうだけど、人の作品を全部読んでいないのに「スキ」をクリックすることもある。本当に自分の文章を読んで貰っている自信は無いのです。 老後というにはまだ若いのですが、仕事をしていないのでいくらでも文章を書く時間はあるのだけれど。最近はすっかりキーボードを叩かなくなってしまった。とは言ってもブログを幾つか運営しているけど。 たまに見ていたユーチューブでホリエモンの動画が目にとまりまとめて視聴したりしている。 タイトルに引かれて彼の動画を見ていると驚くようなことを言っていた。「文章を読める人は人口の20%もいないんじゃないかと思う」 文字面をなぞるだけの文章を読むことはできる。だが文脈も行間も理解していない人がいることにホリエモン本人も驚いているようだ。 私も自分の身の回りの人でも「話の通じない人が半分も居る」と感じているところだったので、会話よりももっと難易度の高い文章を読む能力がない人、読解力が無いどころではなく、そういう人は「自分が文章を読めていないことにも気がついていない」とホリエモンは嘆いているのだ。 先に書いたように文章を書く仕事をしてみたいと思っていた自分なので、そうは思いたくなかったけれど、本当はずっと前からそういうことに自分も気がついていたんだと感じた。彼曰く「文章を読めない人って五行以上の文章を読めないんじゃないのか」とも。せいぜい旧ツイッターの文字数くらいなら何とか理解出来るかも。 ここまで書いて八百文字を少し超えている。原稿用紙3枚だ。 自分にとってはご...